2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

山口定著「ヒトラーの抬頭 ワイマール・デモクラシーの悲劇」

朝日文庫、1991年。 原本;「アドルフ・ヒトラー − 第三帝国への序曲」(三一新書)1962年刊を全面的に加筆・補正 ・読了。

クリストファー・ウッドワード著「廃墟論」

森夏樹訳、青土社、2004年。 原著;Christopher Woodward,In Ruins(Pantheon Books,New York,2001) ・読了。

ジョジアンヌ・オルフ=ナータン編「第三帝国下の科学 ナチズムの犠牲者か、加担者か」

宇京頼三訳、法政大学出版局叢書ウニベルシタス508、1996年。 原著出版年1993年。 ・読了。 ・「ナチズムの科学化」と「科学のナチズム化」への告発。

ミシェル・フーコー著「フーコー・コレクション2 文学・侵犯」

小林康夫/石田英敬/松浦寿輝=編、ちくま学芸文庫、2006年。 ・読了。 ・通勤途上で読むには難しすぎた。

丸山眞男著「【新装版】現代政治の思想と行動」

未來社、2006年。増補版1964年の新装版。 ・読了。 ・既読感とともに、新鮮な読後感。 大日本帝国の「実在」よりも戦後民主主義の「虚妄」の方に賭ける。(中略)右の賭けが公理もしくは偏向として基底に流れていることに変わりはない。私はひきつづ…

ミシェル・フーコー著「フーコー・コレクション1 狂気・理性」

小林康夫/石田英敬/松浦寿輝=編、ちくま学芸文庫、2006年。 ・読了。 ・前半の難解な論文に対して、後半部分の対談、講演録はわかりやすい。

渡辺靖著「アフター・アメリカ」 ボストニアンの軌跡と<文化の政治学>

慶應義塾大学出版会、2004年。 ・ポストモダン・アメリカの諸相を読み解いていく後半部分の考察が面白かった。