2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

関根清三著「旧約聖書の思想 24の断章」

坂部恵=解説、講談社学術文庫1705、2004年。 ・読了。 ・親子による旧約聖書にかかわる2冊の文庫本を連続して読む。 失礼ながら息子の方が面白かったが、「混迷きわまる現代」に対する「適用」は無いほうが よかった。というのは、ここでいう現代とは日本…

山本真弓編著「言語的近代を超えて <多言語状況>を生きるために」

臼井裕之・木村護郎クリストフ著、明石書店明石ライブラリー67、2004年。 ・読了。

関根正雄著「古代イスラエルの思想 旧約の預言者たち」

講談社学術文庫1633、2004年。 ・旧約聖書や入門書が手元にあるわけではなく基礎知識も乏しいまま、本書を通読するのはキツイ。

丸山眞男著「日本政治思想史研究」

東京大学出版会、1952年。 ・読了。一気に読ませるダイナミックで迫力ある筆致に感嘆!

井上順孝編「神道 日本生まれの宗教システム」

伊藤聡・遠藤潤・森瑞枝著、新曜社シリーズ”ワードマップ”、1998年。 ・読了。

E・J・グッドスピード著「古代キリスト教文学入門 使徒後時代からニカイア公会議まで」

R・M・グラント補訂、石田学(いしだ・まなぶ)訳、教文館、1994年。 ・読了。

E・H・ノーマン著「日本おける近代国家の成立」

大窪愿二(おおくぼ・げんじ)訳、岩波文庫青437-2、1993年。 ・読了。 ・目から鱗の明治維新論。特に、第三章「明治維新」、第四章「明治初期における工業化」、 第五章「土地改革とその社会的帰結」は、面白かった。 ・訳者による「解題」と遠山茂樹「ノー…

渡部直己(わたなべ・なおみ)著「日本近代文学と<差別>」

太田出版、批評空間叢書2、1994年。 ・読了。

小河陽(おがわ・あきら)著「パウロとペテロ」

講談社選書メチエ332、2005年。 ・読了。 ・イエス磔刑・復活から紀元60年代までのユダヤ的キリスト教の伝道・宣教の歴史。 異教徒を対象としたパウロの活動は、普遍的世界宗教への歩みを理解させてくれる。 ・パウロとペテロらの伝道とQ資料の「イエス運…

鶴見俊輔編著「日本の百年1 御一新の嵐 1853〜1877」

ちくま学芸文庫、2007年。 ・読了。庶民の目線からの同時代史として面白かった。

伊藤勝彦著「愛の思想史」

講談社学術文庫1693、2005年。 ・読了。