2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

桜井好朗著「神々の変貌 社寺縁起の世界から」

解説:門屋温、ちくま学芸文庫、2000年。 ・読了。面白かった。 ・中世の人びとにおける神観念の変容を社寺縁起から読み解く 特異な(決して荒唐無稽ではない)日本中世論。 ・6月はよくあるサラリーマンの多忙(ゴルフ、接待等ではありません!、念の為) …

J=L・ナンシー著「無為の共同体 哲学を問い直す分有の思考」

西谷修・安原伸一朗訳、以文社、2001年。 ・やっと読了(といえるかどうか)。「あとがきに代えて」は理解できるが、本文は難解。

佐々木滋子著「狂気と権力 フーコーの精神医学批判」

水声社、2007年。 ・読了。不注意に読んでいると「精神医学」と「精神分析」を混同してしまう。 ・”フーコーの精神医学”論の批判ではなく、フーコーが展開した”精神医学批判”の読解書。

阿満利麿著「親鸞・普遍への道 中世の真実」

解説:西谷修、ちくま学芸文庫、2007年。 ・読了。

エーリッヒ・フロム著「自由からの逃走」

日高六郎訳、東京創元社現代社会科学叢書、1951年初版、1965年新版。 ・読了。古書店でゲットした古典的名著。

ジョルジュ・アガンベン著「瀆神」

上村忠男/堤康徳訳、月曜社、2005年。 ・読了。

新井孝重著「悪党の世紀」

吉川弘文館 歴史文化ライブラリー17、1997年。 ・読了。今、中世史が面白い。 ・本書は、本書の帯によれば「アウトローたちの南北朝内乱史」だが、 「南北朝内乱期におけるアウトロー=悪党の出現と終焉」が相応しい。

山本義隆著「十六世紀文化革命 2」

みすず書房、2007年。 ・読了。面白かった。

山本義隆著「十六世紀文化革命 1」

みすず書房、2007年。 ・読了。カタカナの人名(章・節の中心人物の名前は別だけど・・・)やそれなりの専門的記述を 気にしなければ、スラスラ読める。

鎌田慧著「大杉榮 自由への疾走」

岩波現代文庫、2003年。 ・読了。