2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

竹内整一(たけうち・せいいち)著「自己超越の思想 近代日本のニヒリズム」

ぺりかん社、1988年。 ・読了。

ミシェル・フーコー著「自己のテクノロジー フーコー・セミナーの記録」

田村俶(たむら・はじめ)、雲和子(くも・かずこ)=訳、岩波現代文庫、2004年。 ・読了。 ・パトリック・H・ハットン論文「フーコー、フロイト、自己のテクノロジー」は面白かったし、 フーコーの「個人にかんする政治テクノロジー」は、フーコーの最晩年…

G・B・サンソム著「西欧世界と日本 下巻」

金井圓(かない・まどか)、多田実(ただ・みのる)、芳賀徹(はが・とおる)、平川祏弘(ひらかわ・すけひろ)=訳 筑摩叢書54、1966年。 ・読了。

徐 京植(ソ・キョンシク)著「『民族を』読む 20世紀のアポリア」

日本エディタースクール出版部、1994年。 ・読了。薄いが重いテーマの本。 ・著者は1951年生まれの在日朝鮮人。

モーリス・デュピュイ著「ドイツ哲学史」

原田佳彦=訳、白水社文庫クセジュ680、1987年。 ・読了。 ・ドイツ哲学の歴史とその諸概念をその「宗教的性格」を通して解説している好著。

G・B・サンソム著「西欧世界と日本 上巻」

金井圓(かない・まどか)、多田実(ただ・みのる)、芳賀徹(はが・とおる)、平川祏弘(ひらかわ・すけひろ)=訳 筑摩叢書53、1966年。 ・読了。今年の神田古本まつりで上下巻揃いを購入。 文庫版全3巻は入手困難であり、黄ばみ、紙焼けがあるものの、咄…

安丸良夫著「一揆・監獄・コスモロジー 周縁性の歴史学」

朝日新聞社、1999年。 ・読了。 ・池上善彦氏との対談のなかで、橋川文三の「昭和維新試論」でとりあげられた渥美勝に 言及している。両者の関心・問題認識があるところで接点をもつことを示している。

橋川文三著「昭和維新試論」

中島岳志=解説(「平等と幸福を追求した昭和維新」)、ちくま学芸文庫、2007年。 ・読了。 ・未完ながら、著書の著作では最も印象深かった。

中村春作著「江戸儒教と近代の「知」」

ぺりかん社、2002年。 ・読了。 ・著者の指導教官?は、湯浅泰雄氏、子安宣邦氏らしい。

吉本隆明著「カール・マルクス」

中沢新一=解説、光文社文庫、2006年。 ・読了。

安丸良夫著「日本の近代化と民衆思想」

T・フジタニ=解説、平凡社ライブラリー、1999年。 ・読了。 ・著者のいう「歴史を推し進める根源的な活動力は民衆自身だという理解」からの 論述は、目的論的であったという批判があるのだが、民衆が持続的ではないにしろ、 ある一定のエネルギーと主体性…