小野清美著「保守革命とナチズム−E・J・ユングの思想とワイマル末期の政治−」

 名古屋大学出版会、2004年。
 ・読了。
 ・19世紀から20世紀初頭におけるE・J・ユングの思想を通してみたワイマール末期、
  ナチス権力掌握直後までのドイツ政治思想史。「保守革命」、「ライヒ」思想からナチス
  政権との公然たる対決に転じたユングは、1934年突撃隊粛清(「長いナイフの夜事件」)
  の際に射殺された。