マネス・シュペルバー著「フルバンあるいは絶滅の記憶」

 鈴木隆雄訳、水声社、1998年。

 ・読了。
 ・著者は1905年生まれのユダヤ系オーストラリア人作家。
  ファシズムナチスの狂気を生き抜き「ユダヤ人であること」を自覚しつつ、
  ユダヤ論、ユダヤ作家論、シオニズム論などをイディッシュ語ではなく、
  フランス語、そして同胞の殺戮を呼び覚まさずにはいられないドイツ語で著
  した。(訳者あとがきより)