水林 章【著】「『カンディード』<戦争>を前にした青年」
- 作者: 水林章
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2005/07/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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・読了。
文学作品から当時の社会状況への先駆的な批判を読み取る試み。面白かった。
18世紀の作家ヴォルテールのこの作品は、「ある意味では、自律的個人の誕生の物語」であり、
また、「計り知れないほど遠い後景に退く」神の姿を見た、というスタロバンスキーの評価が印象的。