桜井 邦朋(さくらい・くにとも)【著】「新版 天文学史」

新版 天文学史 (ちくま学芸文庫)

新版 天文学史 (ちくま学芸文庫)

 ・読了。
  紀元前3世紀のヘレニズム/アレクサンドリア時代に、すでに地球が球体の天体であること、
  地球が太陽の周囲を円運動するものであることと考えられていたことは驚きであった。
  専門用語も多いが、近代の天文学が仮説理論と観測による実証との繰り返しによる果てしなき「進化」
  であるということが説得的に論じられている。