ヴォルフガング・シヴェルブシュ【著】/小川 さくえ【訳】「闇をひらく光 19世紀における照明の歴史」

闇をひらく光―19世紀における照明の歴史

闇をひらく光―19世紀における照明の歴史

 ・読了。市民革命時における街灯破壊は反権力という象徴行為であったが、この光を奪う行為よりも、
  「舗石は民衆のもっとも偉大な象徴である。さんざん踏みつけられるが、最後にはひとの頭を打ち砕く」
  という一節が妙に印象的だった。