W.K.C.ガスリー【著】/岩田 靖夫【訳】「ギリシア人の人間観 生命の起源から文化の萌芽へ」

 ・「自然的世界の状態、その起源、それを成立せしめている過程などに関する見解において、彼らのあいだに
  著しく理性的で科学的な気風が現われたのは、紀元前六〇〇年の直後であった」(P16)のは、
  それがヨーロッパ文化の基底を形作っているのだから、やはり驚嘆すべきことだと思う。
 ・新刊本も古本も高いなぁ、と思う今日この頃。我が家の蔵書から探し出して読んでいます。