八木 晃介【著】「健康幻想の社会学 −社会の医療化と生命権」
- 作者: 八木晃介
- 出版社/メーカー: 批評社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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・喫煙に対する厳しい世論(?)や家族の同意だけで可能となった臓器移植など、過度な健康の制度化・
法制化になじめないものを感じているが、本書はその背景・意図・言説のレトリックなどを丁寧に論じている。
序章 「治療国家の殺意」とむきあう
第一章 健康至上主義と「癒し」イデオロギー
第二章 ヘルシズムの納得強制パワー
第三章 「生命の消費」としての医療
第四章 オソレの回収メカニズムとしての安楽死・尊厳死
第五章 ウチとソトの優生学を糾す
第六章 自我論からみた脳死・臓器移植