池田 清彦【著】「構造主義と進化論」

構造主義と進化論

構造主義と進化論

 ・自称「非国民」かつ「母親譲り」の「反国家主義」者による進化論。
  教科書程度の構造主義や進化論の知識しか持っていなくとも、論旨は説得的でわかりやすかった。
  (とにかく反骨的?な議論が面白かった)
 ・「メンデルの遺伝法則を前提とするネオダーウィニズムは、真核生物の起源と、カンブリア紀における
  その爆発的な多様化について、ほとんど満足な説明を与えることができないのである。」(P222)