種村 季弘【著】「謎のカスパール・ハウザー」

謎のカスパール・ハウザー (河出文庫)

謎のカスパール・ハウザー (河出文庫)

 ・「大多数の点で一致するものの、3点においてズレがあり、遺伝子解析の対象となったカスパーのものと
  されているものが、本当に彼に由来するものであるかどうかという点も、当然のことながら疑いは払拭されて
  いるわけではないからである。

  今日に到るまでバーデン家は、そのプフォルツハイムの場内教会の立ち入り調査を阻んでいる。そこには
  1812年に乳児として亡くなった世継の王子の遺骨が埋葬されている。それが本当にバーデン家の世継なのか、
  取り替えられた身分の低い子なのか証明するようなDNA鑑定はまだなされていない。」(Wikipediaより)
  このような謎は謎のまま残しておくのがよろしい。

 ・だが、原発事故の謎は、謎のままであってはならない。なぜ地震大国日本は原発利権国家になっていったか
  という世界に類を見ない”謎”もきちんと解明すべきだ。