松村 昌家【著】「水晶宮物語 ロンドン万国博覧会1851」

水晶宮物語―ロンドン万国博覧会1851

水晶宮物語―ロンドン万国博覧会1851

水晶宮クリスタル・パレス)の生涯」(その誕生から炎上まで)の物語。
博覧会の推進者はヴィクトリア女王の夫君アルバート殿下、彼はドイツからやってきた「外国人」であった。領土は拡張され、工業が発展する陰で、大量の貧困層を抱え込んだ英国の国威発揚と王室の復権をかけて計画は進められた。