上山安敏編「近代ヨーロッパ法社会史」

 ミネルヴァ書房、1987年。ISBN:9784623017454

 ・読了。
 ・上山安敏著「法社会史」の続編。編者の門下生が各章を執筆。

序にかえて 近代法社会史の視角
第一章 法律学の形成と学識法曹階層の社会的進出
第二章 イングランドにおける学識法曹の形成
第三章 伝統社会における夫婦形成と十六世紀婚姻法改革
第四章 近世ドイツの裁判所の身分制的「構造」
第五章 プロイセンの法と国家
第六章 十八世紀年秩序の中の手工業者
第七章 十八世紀フランスの国王・法・法院
第八章 ドイツ歴史法学派の成立
第九章 七月王政期のフランス法学と法学教育
第十章 ドイツ官僚法学の形成と国家試験
第十一章 ドイツ第二帝政期の公法学
第十二章 十九世紀後半のドイツ社会と民法
第十三章 第二帝政期における「合法的正当性」論