伊東 俊太郎【著】「十二世紀ルネサンス」

十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)

十二世紀ルネサンス (講談社学術文庫)

 ・読了。
  ヨーロッパ文明史の転換点となったのは、十二世紀のスペイン、北イタリア、シチリアにおける
  アラビア文明との遭遇であった、というのは、すでに欧米では20世紀前半に唱えられていたという。
  本書は、ギリシャ文明がどのような経路でイスラム化していったのかにも配慮している。