種村 季弘【著】「魔術的リアリズム メランコリーの芸術」

魔術的リアリズム―メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)

魔術的リアリズム―メランコリーの芸術 (ちくま学芸文庫)

 ・一九二〇年代のドイツで、しかも数年間だけ、突然現われて、瞬く間に消えた、リアリズム芸術があった、
  という。そのマイナーな画家たちの絵画を題材に、「ノイエ・ザハリヒカイト(新しい即物性)」もしくは
  「魔術的リアリズム」と称されたリアリズムをたどる。解説は今泉文子執筆。