G.リューデ【著】/前川 貞次郎、野口 名隆、服部 春彦【訳】「フランス革命と群衆」
- 作者: ジョージリューデ,George Rud´e,前川貞次郎,服部春彦,野口名隆
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: 単行本
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・「革命期の民衆蜂起のもっとも恒常的な動機は、十八世紀を通じてそうであったように、安価で豊富なパン、
およびその他の必需品の供給と、それを確保するために必要な行政措置とに対する、<細民>のやむに
やまれぬ必要であった」(P280)ことを、当時の警察書の報告文書などをもとに綿密に考察した著作。
この本には、したがって、国王や王妃の処刑、ロベスピールの襲撃や処刑場面、その経過などは一切
あるいはほとんど物語られていない。そういう意味では異色的な著作だが、すでに古典的な位置を獲得
しているとの評価もある。
・フランス革命強化月間・・・・・とはいえ、あっちこっちへ飛んだりするだろうけど、たぶん。