ルイ・マラン【著】/渡辺 香根夫【訳】「王の肖像 権力と表象の歴史哲学的考察」

王の肖像―権力の表象の歴史的哲学的考察 (叢書・ウニベルシタス)

王の肖像―権力の表象の歴史的哲学的考察 (叢書・ウニベルシタス)

 ・絶対君主ルイ十四世治下の表象世界の記号論的分析。
  表象論とは、そもそも大変回りくどい考察だとつくづく思う。
  それにしても『国家、それは私である』という言表に、絶対主義の真髄を垣間見る思いがする。