森島 恒雄【著】「魔女狩り」

魔女狩り (岩波新書)

魔女狩り (岩波新書)

 ・40年前の著作だが、啓蒙的入門書として最適な著作だと思われる。
  「魔女裁判は異端審問として出発した。この簡単な事実は、魔女裁判の本質を決定するという意味で
  重要である」(P63)。
  「魔女裁判の終滅は、やや急速であったが静かだった。(中略)『論争的でない、いつとはなしの衰退と
  消滅』であった」(P203)。