ジャン・ボベロ【著】/三浦 信孝+伊達 聖伸【訳】「フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史」

フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)

フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史 (文庫クセジュ)

 ・「ライシテとは、国家や公立学校などの公共空間における宗教に対する中立性のことである。」
  ヨーロッパではキリスト教が公認されてから常に教権と世俗王権が抗争してきたが、そのような抗争が
  稀な日本は「かなり厳格なライシテの国」かもしれないが、宗教への無関心がひろがっているだけに、
  かえってとらえにくい概念である。