池田 清彦【著】/柴谷 篤弘【序】「構造主義生物学とは何か 多元主義による世界解読の試み」

構造主義生物学とは何か―多元主義による世界解読の試み

構造主義生物学とは何か―多元主義による世界解読の試み

 ・序文によれば、本書は「これまで反自然性の概念のもとに人間の精神活動の産物として考えられていた恣意的な
  構造を、いったん生物学的実在(すなわち自然)にまで対応させたときにはじめて見えてくるものを、ふたたび
  人間活動における構造に写し直して、その諸概念を拡張ないし再構築する作業でもある」(xii)。
 ・久々に神保町に出没、2冊購入して、ベローチェで本書を読了。生物学ではなくて、哲学もしくは現代思想
  本といったほうがよい。