広瀬 隆【著】「恐怖の放射性廃棄物 プルトニウム時代の終り」
- 作者: 広瀬隆
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/08/20
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
・P.298〜P.299の図『使用ずみ燃料に許された運命』を見ると、高レベル廃棄物は「直接処分」
(そのまま保管)するしかゴールがないことになるが、その行き場すらも決まっていないし、地下深く
貯蔵しても10万年以上も管理しなければならないことが明らかになっている。
つまり、ゴールがないゲームを延々と続けるようなもので、とてつもない疲労感(巨額の金を無駄にする
ようなもの)しか残らない。とすれば、解決策はただひとつ、高レベル廃棄物を作り出さないことでしかない。
・ドイツの原子力発電会社や市民運動家、学者や専門家などをインタビューしたルポ。