フリッツ・スターン【著】/檜山 雅人【訳】「夢と幻惑 ドイツ史とナチズムのドラマ」

夢と幻惑―ドイツ史とナチズムのドラマ (ポイエーシス叢書)

夢と幻惑―ドイツ史とナチズムのドラマ (ポイエーシス叢書)

「本書に収めた論文はすべて、過去(ワイマール期からナチズムの時代)と現在(1980年代後半、ドイツの壁崩壊前)のドイツ、そしてその過去と正面から取り組んだ歴史家たちの苦闘を論じている。(中略)また、救いをあたえ、恐怖をもたらし、破滅へと導いた体制、すなわちナチズムに、なぜかくも多くのドイツ人が屈してしまったのかという永遠の問題を提起している。」(P.9、序章)
著者自身も亡命ユダヤ人であった。